大豆製品を使って美味しくダイエット

豆腐や大豆製品を使ったダイエットレシピはメディアやネットで数多く紹介されています。中でも多いのは、「大豆製品+α」でカロリーダウンを狙ったレシピです。肉好きな人がダイエットのために鶏の唐揚げや焼肉をやめて冷奴ばかりを食べていたらストレスがたまってしまい、長続きさせてダイエット成功前に挫折する確率の方が高くなってしまいます。



ですから、いきなり精進料理に切り替えるような無理はせず、食材を一部置き換えてカロリーダウンをしつつ、必要な栄養素は摂取できる方法が一番ストレスのないダイエット法かもしれません。ある日、鶏唐揚げが食べたくなってしまったとします。コンビニには寄らず、皮を除いた鶏ムネ肉(皮は後で利用します)と豆腐を使って似たような食感で満足感のあるメニューに置き換えてみましょう。肉と豆腐を半量ずつ混ぜ、つなぎに小麦粉や片栗粉も一緒に混ぜます。この時、調味料は酒類のみにしておきます。後はテフロン加工のフライパンに薄く油を引き、こんがりと焼きあげましょう。食べる直前に好みの調味料少々をかけて完成です。調味料は塩コショウ+レモン、ポン酢などがオススメです。調理過程で混ぜ込むよりも舌の上に直接感じるので少量の調味料でも満足感があるはずです。市販のフライドチキンや唐揚げよりもカロリーダウンしつつ、肉の旨みも感じる事が出来るので、少し手間をかけるだけで豆腐+αのダイエット料理になります。

さて、残された皮の部分はダイエット中は食べてはいけない部分となっているのが一般的ですが、一手間かける事で食べても良い美味しい食材に変身します。テフロン加工のフライパンに広げてから、フライ返しなどでゆっくり焼き付けて下さい。余分な脂が流れ出し、残った皮には旨みがタップリ残ります。これをライ麦パンやベーグルにフレッシュな野菜とマヨネーズやケチャップを少しだけ挟むと、簡単に鶏風味がこんがり漂うサンドイッチやバーガーになります。市販のものよりもヘルシーでローカロリーなので朝食や昼食にオススメです。



他にも大豆製品を利用したダイエットレシピはデザートにも応用できます。豆腐やおからを使ったケーキ、玉子や乳製品と合わせてフードプロセッサーにかけて寒天で固めたデザートなどもあります。好きな食べ物に近い感覚の料理とデザートまで食べられるのに、長く続けると大幅なカロリーダウンに繋がりますし、ダイエットのストレスを軽減するだけでなく、栄養面から見ても美味しく楽しく長く続けられるのが「大豆製品+αダイエットレシピ」を利用したダイエットなのです。